工房静寛では新たに手回しロクロを導入しました!
ロクロの機械を取り入れることで、
作業効率を上げ、より沢山の品物を塗るためです。
まずはスイッチを入れて真空ポンプによって品物を吸着させます。
左手でハンドルをくるくる回して品物を回転させながら、
(※矢印の部分で品物を固定します。)
右手に刷毛を持ち、漆を塗っていきます。
これまでのつく棒を使った手塗りの感覚とは違いがあるものの、
徐々に使い扱いなれてきました 🙂
今はロクロに慣れるために下塗りで使っていますが、
慣れれば上塗りにもどんどん使っていきます。
日々試行錯誤を繰り返しながら、職人として更なる成長を目指します。
守田漆器としても、山中漆器の伝統を継承しつつ、新しい取り組みや
これまでにない商品を創造していけるよう努力を重ねたいと思います。
来年もよろしくお願い致します。